米寿祝いの胡蝶蘭

遠方に住む、主人の祖母が米寿を迎え、お祝いは何にしようか?と悩んでいました。
体が不自由で、デイサービスには通っていますが、それ以外の外出がなかなか難しい状態でもあり、今まで贈った事もありましたので、身に着ける物以外の物を考えていました。
若い頃に津波でご主人を亡くし、女手一つで3人の子供を立派に育て上げたおばあちゃん。私も二人の子供を育てるの母ですので敬意を込めて素敵な物を贈りたいと思っていました。
夫と話し合い「高価だけれど、ここは思い切って胡蝶蘭にしよう!!」と決めました。
ただ、介護で忙しい義実家の母に胡蝶蘭のお世話してもらうことになるだろう事が気がかりでしたが・・・
インターネットでいつくものページを閲覧し、やさしい花色、ほどほどの花数、和風な鉢のデザイン、淡い色の包装紙、おばあちゃんの部屋に飾ってもらう事を想定し、全体的に大き過ぎないサイズのものを選びました。
「祝!米寿!!おめでとうございます!!」という内容のメッセージカードを付けて、誕生日当日に届くよう注文しました。
誕生日当日、義母から電話がありました。
「いつもありがとう。おばあちゃんに代わるね」と。
おばあちゃんは泣いていました。「年をとると涙もろくなる」と笑っていましたが、なんだか私も泣いてしまいそうでした。
おばあちゃんに胡蝶蘭を贈ったのは9月。その後、なんでも大切に扱う義両親ですので、やはり手をかけてくださり、なんと、私達がその年の12月末に帰省した時まで花を付けていました。水のやり方に気を配り、時々話しかけたりしながら、大切に育ててくれていたようです。「また花が付いてくれるといいんだけど」と義母も楽しそうに話してくれましたので、胡蝶蘭を贈って本当に良かったと思っています。

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